SPRINGSOFT社、優れたパワーを考慮するデバッグ・ソリューションで、
ローパワー・チップの検証を簡易化
Verdiのパワーを考慮する新しいデバッグ・モジュールが、自動デバッグや解析向けに
RTLやUPF/CPFを使用してパワー・インテントの視覚化を実現
2010年2月8日、台湾、新竹発—IC設計に特化したソフトウェアの世界的サプライヤであるSpringSoft社(TAIEX:2473)は本日、同社の受賞実績があるVerdi™自動デバッグシステムに、新たにパワーを考慮するデバッグ・モジュールを追加したことを発表しました。パワーを考慮してデバッグを行うことにより、迅速にパワー・インテントを把握し、パワー関連のエラーの原因の視覚化、トレーシング、解析を自動化することが可能になります。Verdiは、エンジニアの検証時間を削減できるSpringSoft社のNovas™検証エンハンスメント製品の基軸となる製品で、新しいモジュールは、このVerdiのハードウェア記述言語(HDL)デバッグ機能に完全に統合されています。
SpringSoft社のパワーを考慮するデバッグは、United Power Format (UPF)やCommon Power Format(CPF)に対するサポートと、パワー・インテントを理解し、機能論理やパワー関連問題によって予期しないデザイン・ビヘイビアが発生するかどうかを判断する自動デバッグ技術向けの設計把握ツールを組み合わせています。
SpringSoft社のパワーを考慮するデバッグは、United Power Format (UPF)やCommon Power Format(CPF)をサポートし、デザインの理解とともにパワーインテントを理解し、予期しないデザイン・ビヘイビアが論理によって引き起こされたのか、あるいはパワー関連問題によって引き起こされたのかを判断する自動デバッグ記述と組み合わせています。これらの機能は、Verdiの中で使用することができ、ローパワー・システムオンチップ(SoC)設計をより効率的に理解、デバッグすることが可能です。パワーを考慮するデバッグ・モジュールのベータバージョンは、既に世界有数の半導体企業数社で使用されています。
SpringSoft社、プロダクト・マーケティング担当ディレクタ、Thomas Liのコメント:
「CPFとUPFは検証を通してRTLからパワー・インテントを記述する一貫した手法を提供しておりますが、RTLのレベルで使用可能なパワーを考慮するデバッグ・ツールはありません。Verdiは、パワー・フォーマットやHDLの自動デバッグを行うという革新技術を統合した万能なプラットフォームを提供することにより、このパワーの検証ギャップを克服します。現在、RTLとUPF/CPFコードの双方で複雑なパワー・ビヘイビアを簡単に視覚化、トレース、解析することができ、エンジニアは検証工程の早い段階でパワー問題を解決し、検証期間を短縮することができます。」
パワーを考慮した把握とデバッグ
Verdiのパワーを考慮するデバッグ・モジュールは、UPF、CPFソースコードを完全にサポートし、これらのパワー設計言語からSpringSoft社のデファクトスタンダードであるdesign Knowledge Database (KDB)にデータをインポート、コンパイルすることが可能です。これにより、同様にKDBに含まれたRTL情報と関連付け、完全にパワーを考慮する設計構造をイメージできる、高度なパワー・インテントの表示が可能になります。
使いやすいPower Managerブラウザの使用が、従来のRTLデザイン・ビュー(ソースコード、スケマティック、波形)上でパワー・インテントの視覚化、アノテートを可能にします。レベルシフタやスィッチ・ルールのようなパワーに関連した制約のパワードメインを簡単に特定し、そのRTLデザインブロックに関連付けることができます。パワー・ビューとRTLビューをクロスプローブすることができるため、エンジニアは容易にパワー関連の問題箇所を特定することが可能です。
Verdiに搭載された最先端RTLデバッグ機能を利用することにより、RTLやパワー・ドメインを考慮してパワー関連のビヘイビアの根本原因をトラックダウンすることも可能です。CPF/UPF にドライブされた信号のパスは、異なるパワードメインにまたがるパスであっても、自動的にトレースされます。そのため、関連のある原因を直接デバッグを行うことができます。ダイナミックパワーのモードやステートは、RTLビューとパワー・ビューの双方にアノテートすることができ、デバッグの段階でRTLやCPF/UPFコード間をシームレスにトレースすることを可能とします。さらに、あらゆる信号のパワーステートを迅速に確認し、そのCPF/UPFソースをトレースすることも可能です。
パワーを考慮するデバッグ条件やソリューションに関する詳細な技術文書は、SpringSoft社のウェブサイトwww.springsoft.com/whitepapers/power-aware-debugよりご覧頂けます。
Verdi自動デバッグシステム
Verdi自動デバッグシステムは、SpringSoft社の高度なデバッグのための代表製品です。Verdiは、複雑なICおよびSoCデザインがどのように動作するのかを理解する過程を自動化することで、デバッグ時間を半分に削減します。またVerdiには、ユニークな解析エンジンを使って複数のサイクルに渡る回路の動作を自動的にトレースし、 原因とその結果の関係を視覚化し解析するための強力なデザイン解析機能が備わっています。さらに、独自の特許技術により、デザインやアサーションおよびテストベンチ間の機能的動作や相互作用を容易に解析することが可能です。
価格とリリース
Verdi のパワーを考慮するデバッグ・モジュールは、米国にて即時販売開始を行います。年間ライセンスの定価は5,000ドルです。Verdi自動デバッグシステムの最新バージョンと完全に対応しています。Verdi自動デバッグシステムは、年間ライセンス、定価14,000ドルでご提供しています。
SpringSoft社について
SpringSoft社は、複雑なデジタル、アナログ、およびミックスドシングナルのIC、ASIC、マイクロプロセッサ、およびSoCの設計や検証、デバッグの過程で、エンジニアの作業を効率化する自動化技術に特化した世界的サプライヤです。受賞実績のある製品ラインには、Novas Verification Enhancement(検証エンハンスメント)、Laker Custom IC Design(カスタムIC設計)ソリューションがあり、現在世界有数のIDM企業およびファブレス半導体企業、ICメーカー、電子システムOEMといった400社以上に採用されています。台湾の新竹、カリフォルニア州サンノゼに本社を置き、IC設計用ソフトウェアではアジア最大の企業です。また、世界中にR&D拠点とサポート・オフィスを置き、400名以上の従業員が優れたカスタマ・サポートをご提供することでも知られています。詳細に関しては、www.springsoft.comをご参照ください。
Verdi、Siloti、Certitudeは、SpringSoft社の商標です。その他の商標または登録商標は、各保有者の所有物です。

